白いか一夜干し

透き通る身が美しい　白いかの一夜干し

山陰浜田沖は烏賊釣りの漁火船の漁場として知られ、烏賊釣り船の漁火で明るく照らされた沖合いは、 小さな漁村からみると陸地よりも明るいのではないか？と思う程。 連日夕方に出航した船が海面を明るく照らし続けます。

刺身で食べられる鮮度のよさ

翌朝、港に入港した船からは次々と新鮮なイカが積み降ろされ、仲買人によって競り落とされていきます。 イカはとにかく鮮度が大切。干物と言えど鮮度が悪くては美味しいものは作れません。 刺身でも食べられるほど鮮度の良い烏賊をすぐに加工場に運び、その日の昼頃には干しあがります。

新鮮な烏賊だからこそ出来る　透き通るほどの美しさ

新鮮な烏賊を美味しく仕上げる為、干し加減は控えめ。柔らかな食感を損なわないように軽く水分を抜くだけに留めています。 干しあがった直後の白イカは、まるで生のままのような美しさです。